久々に韓国映画。
今月、最初の日記はやっぱり最近見た韓国映画の話し。私はパク・チュンフンが好きなのだが、彼の主演作で見たいと思いながらもなかなか見ることの出来なかった「ハレルヤ」をやっと見る事が出来た。この映画は日本ではDVDの発売もされていないが、1997年の作品。
パク・チュンフン扮するチンピラのトッコンは、前科5犯でクラブの運転手をしている。有閑マダムの浮気現場を見つけて強請ろうと、車を追跡途中にマダムの車は事故を起こす。マダムは逃げて、相手の車の運転手をトッコンは病院に運ぶが意識不明の重体。つい昔の癖で、彼の財布と腕時計、指輪を盗み、さらに上着のポケットを探り、見つけた手紙を見て驚いた。運転手は教会の牧師で、会堂の建設資金1億ウォンを受け取りに行く途中だったのだ。トッコンは金に目がくらみ、牧師になりすまし、その1億ウォンを受け取るためにソウルに向かうが、行った先の教会の牧師は渡米中で、その間、代わりに2週間教会で奉仕をしながら待って、牧師がアメリカから帰ってきたら、その時に金を渡すと教会の副牧師と長老にいわれる。しかたなくニセ牧師を演じながら、その教会の牧師の帰りを待つことになるが、もとより信仰心のないトッコンは、やることなすことがハチャメチャだが、何とかなってしまい、副牧師には怪しまれながらも、長老や信徒には受けてしまう。果たして無事に?1億ウォンを騙し盗れるか?という話し。
主演パク・チュンフンは、けちなチンピラ役をこの映画でも上手くこなしている。チンピラが段々まともな人間になっていく過程は、ありがちなパターンではあるが、でもこの人がやるととんでもなく面白い。硬軟自在の演技者としてさすがと思わせる。この人はTVドラマには出ないので、日本知られる韓流スターの範疇には入らないが、韓国映画界の紛れもないスターだ。
ところで、この映画には、ちょい役で、後年の日本でも知られる「韓流スター」達が目白押しで出演している。ガムをくちゃくちゃ噛みながら、どぎつい化粧で、崩れたクラブのママを演じているのはチェ・ジウ!「ジウ姫」なんていう形容詞はこの姿からは思い浮かばん(笑)。長老である父親のために、嫌々ながら教会に通い、チュンフンの演じる贋牧師にボコボコにされて立ち直るパンク少年には、チャ・テヒョン。彼はこれが映画デビュー作。さらにその姉で、モデルのオーディションに落ちまくっている大学生役はコ・ソヨン。トッコンが惚れるホステス役にはソン・ヒョナ。彼女もこれが映画デビュー作。さらに色仕掛けで電車の中でトッコンから財布をするスリ役は、イ・ヘヨン。さらにトッコンが被害を届けに行った先の受付の女性はト・ジウォンで、やはり映画初デビュー。他にも、トッコンの腐れ縁の相棒役はイ・ギョンヨン。インチキ新興宗教の教祖役のチェ・ジョンウォンなど、今では主役級の役者が脇役で出ており、彼等、彼女等を見つけるのも楽しい。
この映画は、韓流ブームが起こる以前の作品のせいか、日本での公開はないようだが、楽しめるのでせめてDVDでも発売して欲しいところ。この映画はキリスト教会を舞台にしたコメディだが、クリスチャンが見ても不快感はない。出演している役者もクリスチャンが多いし、私などは韓国の教会の内部がそれとなく察し出来て興味深かった(笑)。さすが国民の3割がクリスチャンだとこのような映画を作ることが出来るのかと思ってしまったのだった。





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